メッセンジャーボットを使って、お客様とやり取りをして、FBにグループに誘導して、そこでローンチするということが、やることとしては多いと思います。
売上を立てることにも大いに活躍するんですけど、もう1つこれを使いたい理由として、オペレーションが楽になるということです。
オペレーションって、裏側のバックオフィスみたいなところですね。
顧客の管理とかできますし、個別対応(セグメンテーション)がかなりできます。
これを使うことによって、よりその人に合ったメッセージを送ることができます。
既にお渡ししたリードマグネットをまたお渡しするということも無くなります。
「また、この人同じオファーしてきた…」って思われると冷められてしまうので、そういうことがないように、細かい設定にはなるんですけど、そういうことをやっていくと、関係性というのは出来ていくと思うので、ぜひ活用していただきたいなと思います。
例えば、購入した方だけをピックアップして、Googleスプレッドシートに落とし込むことも出来るので、そういった方法をこれからご説明したいと思います。
ちなみにこれからご紹介するのは、プロアカウントにしてないと出来ませんので、ぜひプロにアップグレードしてください。
アンケート内容をGoogleスプレッドシートに一覧にする方法
まずは、Googleスプレッドシートと連携を取っていきます。
アカウントの左下のSettingsの中にintegrationsという機能があります。
integrationsでは、海外ツールがメインなんですけど、色々なツールがあって、それと繋ぐことによって、それぞれの機能と連携が取れます。
integration(統合)です。
ちょっと話はそれますが、他のタイミングでぜひ使って欲しいのが、このActiveCampaignです。
メッセンジャーボットの中で、メールアドレスを取ることができるんですけど、それをこのActiveCampaignと連携させることによって、登録したら自動でそちらに繋げることができるので、ぜひこれも使っていただきたいと思います。
これについては、また別の機会でお話したいと思います。
今回はこちらですね。Google Sheets Integrationと連携させていきます。
こちらの青いボタンを押していただくと、ご自身のG-mailアカウントがずらっと
こんな感じで出てきます。
そこで、繋ぎたいアドレスを選んで、連携を取っていきます。
この青い「許可」を押したら、もう繋がります。
簡単です。
本当に余分な操作なしで繋がります。
それでは、次はフローの中にこのGoogleスプレッドシートを設置していきましょう。
まず、先ほど繋いだGoogleアカウントのGoogleドライブの中に、入力するためのスプレッドシートを作ります。
最初にスプレッドシートとワークシートにタイトルを付けます。
今回は、スプレッドシートは「テスト用」、ワークシートは「テスト1」としました。
ワークシートの列に、アンケートの内容「Q1.名前」「Q2.年齢」の項目を入れました。
アカウントのGrowth Toolsの中の右上の+New Growth Toolを押します。
ここにタイトルを入れます。
今回は、「Googleスプレッドシートテスト」にしました。
そして真ん中のMessenger Ref URFを押して
Edit から、編集画面に行きます。
ここに来ます。
良くあるパターンとしては、アンケート機能です。
アンケートをしていって、その答えをGoogleスプレッドシートに自動で転記していくという形です。
今回は、それを例に作っていきましょう。
メッセンジャーボット「ManyChat」を使ってアンケートをの答えをGoogleスプレッドシートに自動転記させる方法
「アンケートにお答えください。」と入力して、次は下の方にある+User Inputを使っていきます。
このようになります。
まずは、名前を聞いてください。
そうしないと、スプレッドシートに答えだけが並んで、誰からの回答か分からなくなってしまいます。
「Q1.お名前を教えてください」と書いたら、下の+Textを押すと、次のメッセージを入れることが出来ます。
この真ん中の{ }マークを押すと、選ぶ項目が出てきますので、今回は最後に相手が入力したものをオウム返しすることができるLast Text Inputというのを選びます。
名前を入力してもらったので、続けて「さんですね!ありがとうございます。」と入力します。
次は、また+User InputでQ2で年齢を聞いて、+TextとLast Text Inputで、「ですね。承知しました。」というメッセージを作りました。
年齢とか数字のものを聞く時は、統一させるために「半角数字でお答えください」という一文を追加した方が良いです。
こんな感じになります。↓↓↓ 今回は2問作りましたが、あとは繰り返しです。
Action on replyを押してみょーんと伸ばして
+Actionsを選びます。
その中からGoogle Sheets Actionsを選ぶと、今繋がっているアカウントのGoogleスプレッドシートが出てきます。
こんな感じです。
英語なので、Google Chromeの翻訳機能を使って日本語に直しましょう。
こうなります。
色々やれることはあります。
「行を挿入」は、こちらからGoogleスプレッドシートにデータを送るということです。
「値で行を取得」は、GoogleスプレッドシートのデータをManyChatに返します。
ということは、Googleスプレッドシートで管理しているものから、情報を引っ張ってくることができます。
「行を更新」元々入っている情報を新しく更新することができます。
今回のアンケートの例でやりたいことは、この3つの中だと「行を挿入」ということになります。
で、そこを押すと
こうなります。
ここで、スプレッドシートを選択します。
先ほど作ったのは、一番上の「テスト用」というシートですね。
今度はワークシートを選択します。さっき作った「テスト1」を選びます。
そうすると、この画面になります。
そしたら、ManyChatに戻ります。
Save Response to a Custom Fieldで、「名前」と選びます。
Custom Fieldは、登録しているユーザー情報のデフォルトで入っているもの以外で、こっちで情報付けたいときに、カスタムできるところです。
年齢の項目がなかったので、新しく作ります。
上のReply TypeにはNumberを選択し、Custom Fieldに「年齢」と入れます。
こういうのが出てくるので、Typeのところは、Numberを選択します。
下のDescriptionには、説明書きが必要なら入れておきます。
OKだったら右下の青いCreateボタンを押します。
先ほどのGoogleスプレッドシートのアクションを編集する画面に戻って、ManyChatデータのところに、それぞれ「名前」と「年齢」を選択します。
Saveして
右上のPublishedを押したら完成です。
試しにメッセンジャーボットでアンケートに答えましたが、先ほど作ったスプレッドシートにちゃんと反映されていました。
このように、自動で移していくことができます!
これの応用編なんですけど、例えば決済があるときに、決済した人だけをスプレッドシートに移行するやり方をやってみましょう。
基本的にはCustom Fieldに入っちゃえば、何でも移行できます。
こちらのActionsをクリックして、右上のEdit Flowをおします。
+Actionsで、Set Custom Fieldを選択します。
名前を付けます。
その下にあるValueのところには、Full Nameを選択します。
Actionsを選択して、+ActionでGoogle Sheets Actionsを選択して、Googleスプレッドシートとリンクさせて
ここで、「行を挿入 Insert Row」を選びます。
Googleスプレッドシートの準備をします。
「メッセンジャーボットテスト用」というシートの「シート1」です。
個別コンサル購入という項目にしました。
この下に、購入者の氏名が自動的に記入される仕組みになっています。
Actions で、Insert Rowを選択します。
リンクさせるスプレッドシート名とワークシート名、ManyChatデータをそれぞれ選択してSaveして、Publishedで完了です。
試しにやってみました。
メッセンジャーボットで個別コンサルを購入するデモをして、ちゃんと僕の名前入ってました!👏👏👏
このシートさえ見れば、誰が購入したのかが分かるということになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
メッセンジャーボットだけで、意外にやれることはあります。
折角ある機能ですので、ぜひ皆さんにも活用していただければと思います。