恐らく、FBをやってらっしゃる方で僕と繋がってる方は、特にそうだと思うんですけど、何かしらのビジネスをされているんじゃないかと思います。
最近はSNS起業とかいう言葉もよく聞くと思うんですけど、数あるSNSの中でも、Facebookは結構、高額商品が売りやすいという話もあります。
そのため、Facebookを使ってビジネスをしようという流れが大いにあります。
そういった中で、色々な人を見ていると、投稿を頑張ったり、Facebookライブを盛んにやってらっしゃいます。
最近はストリームヤードの対談機能を使っている人が結構多いですよね。
でも、そこから実際に売上に繋がっている人はどれくらいいるのかな?と思ったときに、そんなに多くはないんじゃないかなと思います。
やり方としては色々あるので、ご紹介したいと思います。
☆既にFacebookライブをやっている方で、投稿やライブは、それなりに盛り上がるし反応はあるけど、売上に繋がらず疲弊している人。
☆メルマガやLINEなど、何かしらのリスト経由で、フロントエンドに集客は出来ているが、それ以外の収益化が出来ていない人。
☆売上はあるけど、時間が無くて困っている人。
そんな方は、この記事を参考にしていただくことによって、
☆ビジネスの安定化
☆収入の柱が増える
☆自由な時間が増える
このような変化を起こすためのヒントになるんじゃないかと思います。
<カスタマージャーニー>
皆さんは、カスタマージャーニーってご存知ですか?
下の図を参照にしてください。
お客さんが通る道のことなんですけど、紫の【購入顧客】というところが、自分の商品を買ってくれるところなんですけど、ここに来るまでにこの人がどういう導線を通ってくるのか、そしてこの後どうなっていくのかというのをこの図で説明させていただきます。
【潜在顧客】
例えば起業塾だとすると、「会社、つまらないな…」「何とかならないかな…」「毎日通勤するのだるいな…」って思ってる人がいるとします。
そういう状態の人です。
【そのうち顧客】
「副業とか始めた方が良いのかな」みたいなやつです。
「別の手段で収入を得ないとまずいな」と気付いている人です。
問題の解決策は知っているけど、まだ急いではいない状態の人です。
【今すぐ顧客】
自分で色々調べていて、「どこかに良い起業塾ないかな?」と探し始めている人です。
【購入顧客】
実際に起業塾に入った人です。
【リピート顧客】
購入してお終いではなくて、買ってからが入り口みたいなものです。
1つの商品を購入してもらった後も、その人のためになるなら、他のサービスを提供するとか、継続してもらいます。
このそれぞれの段階の人たち、どこの人が多いと思いますか?
それは、【潜在顧客】が一番多いです。
皆さんはFacebookライブをやっていると思いますが、ライブの中で発信する言葉を選ぶときも、どの段階の人に向けてどの言葉を発すると、刺さるのかということを考えながらすると良いと思います。
あなたの商品を知らない【潜在顧客】に刺さるワードを活用すると、沢山の人に認知してもらえると思います。
例えば、僕の場合はメッセンジャーボットの専門家なんですけど、「メッセンジャーボット」という言葉は、【今すぐ顧客】以降の人にしか刺さらないと思うんです。なぜなら、メッセンジャーボットがどう機能するか知っている人は少ないからです。
もし【潜在顧客】や【そのうち顧客】に向けて発信するのであれば「自動化で勝手にお客さんが増えていきます」とか「自由な時間が増えます」というワードを使うと思います。
大丈夫ですか?専門用語だらけの発信をしていませんか?
再度確認してみてください。意外と当たり前のように難しい言葉を使ってしまっていることがあります。
<購入のためのパラメーター>
購入するという行動を取ってもらうためには、ニーズと信頼度の2つの軸を考える必要があります。
そもそも、必要なのか必要じゃないのか(ニーズの高低)。あとは、誰から買うか(信頼度の深浅)です。
ですから、ニーズが高くてあなたを信頼している人Aが、あなたから商品を買うということです。
Cの人は、ニーズしかないので、購入するとしても「別に安ければ誰から買っても良い」と思っているような人です。
同じ商品を購入するとしても、「あなただから買います」というパターンの方が、良いお客さんになります。
では、Facebookライブは、この図のABCDどの人に向けてやったら良いと思いますか?
答えは、D:問題に気付いていない未来のお客様です。
ライブや投稿をして、接触頻度を上げていくことで、あなたを信頼できるようになっていき、DやCからB、そしてAに持っていくということをしましょう。
カスタマージャーニーの図の中であった【潜在顧客】がDに当たります。
ライブをすることで、DをAに変えるだけでなく、Dの数を増やすことも出来ます。
言わば「種まき」のようなものです。
<Facebookライブ収益化の3つのモデル>
1.オーソドックスモデル
Facebookで投稿やライブなどをして認知を獲得して、メルマガなどに登録してもらってリスト化して、何かしらのフロントエンド(お茶会や、相談会など)に誘導して、バックエンド(自分の本商品:講座や勉強会など)の販売に誘導するというオーソドックスなやり方です。
基本的にこれを皆さんはやっていると思います。
ちょっとずつ、距離感を縮めていく感じです。
この「リスト化」ですけど、お知らせを相手に確実にお伝えするためにも、LINEやメッセンジャー、メルマガなどの登録をしていただけるように、導線は貼り忘れのないようにしてください。お互いのためになります。
せっかく、相手も望むような良い情報を発信しているのに、もったいないです。
Facebookを使ってビジネスをやろうと思ったとき、王道としてこういう流れを1つ持っておいた方が良いです。
上で説明した2つの図は、この流れです。
※メリット※
段々距離感を縮めていくというやり方なので、この戦術はとても良いと思います。
バックエンドまでの道のりって結構遠いので、この戦術を取ることによって、徐々に信頼関係も深まるし、お客様も内容やお値段を納得して購入いただけるので、高額であっても販売しやすいです。
100円の商品を1000個売って10万円稼ぐより、10万円の商品を1個売って10万円稼ぐ方がはるかに楽なので、そういう意味でも高額商品を販売出来るモデルなので、これは必ず持っておいた方が良いと思います。
※デメリット※
不確定要素が多いんです。
例えば、その日によってやれる内容が違うと思うし、今回は良くても次回が悪かったり、改善するポイントがすごく多いんです。
なので、構築するまでに結構手間と時間がかかる場合があります。
出来てしまえば堅いんですけど、8割ぐらいの人が完成までに力尽きてしまって、止めてしまいます…。
2.広告収益モデル
これは知ってる人はあまりいないかもしれません。
実はFacebookライブでも、YouTubeみたいに出来るんです。
配信するライブに広告(インストリーム広告)がのります。
詳細は、『Facebook for creators』にあるんですけど、一定の基準をクリアすることで、収益化することが出来ます。
まず、これをしようと思ったらクリエーター登録をしないといけません。
『Facebook for creators』の「参加する」ここで、登録出来ます。
それぞれ、登録内容を確認して入力します。
まず、自分のページを開きます。
左側の投稿ツールを押します。
投稿ツールの中に、クリエイタースタジオというのがあります。
ここで、自分のページが基準をどの程度満たしているのかが確認できます。
収益化を押します。
右側のインストリーム広告というところで、条件を確認します。
結構厳しいです。
◎1万人以上のフォロワーが必要
◎エンゲージメントの高いコンテンツを作成する
サブスクリプションもありますけど、恐らくFacebook側から「やりませんか?」という話になると思います。
ブランドコラボマネージャーは、企業とタイアップすることによって出来るというやつですけど、これも、さっきの条件よりは低いですが、結構高い基準があります。
※メリット※
ライブや動画作成さえすれば手間をかけずに収益を得ることが出来ます。
まだ、知られていない機能なので、ここを狙ってやるのも良いかなと思います。
※デメリット※
基準を満たすのが結構大変です。
広告を見せることによって、自分のビジネスのコンテンツを見てる人が離脱する可能性があります。
3.自動販売モデル
メッセンジャーボットを使うことによって、勝手に商品が売れていきます。
僕の専門分野ですけど、これもまだ、やってる人は少ないです。
こちらは、予めメッセージを設定しておくことで、相手の回答にあったメッセージを送ることが出来、最終的に販売まで出来ます。
よくある、友達申請したらいきなり長文のセールスメッセージがメッセンジャーから送られてくるとかいう怪しいやつとは違います。
例えば、上のようになります。
これは、「無料オンラインサロン」に参加するというボタンをクリックした人に立ち上がるメッセージです。
「とりあえず聞いてみる」というボタンを準備します。これを押してもらうと
次のメッセージが来ます
個別コンサルのオファーをします。
全部、予め設定してあるので、自動で受け答えしていきます。
今回は、メッセージを見てから1日以内しか販売しない設定にしましたが、1週間とか自分で設定は変更できます。
ここで、購入できるようになっています。
「購入する」と選択すると、ここでクレジットカード決済が出来るページが立ち上がります。
これが、メッセンジャーボットを使って、商品が勝手に売れていくシステムです。
これは、個別コンサルのオファーだったんですけど、この個別コンサル内で本商品の説明→オファーという流れも作れます。
※メリット※
一度作れば、放置でOKですので、時間の節約になります。
やってる人はほぼいません。
バックエンドへのつなぎになります。
※デメリット※
作るのに若干のハードルがあります。
高額なものを売ろうと思うと、工夫が必要です。
さっきの個別コンサルみたいに、1000円のものだったら、即決で購入することもあるでしょうけど、50万円とかだったら、ちょっと難しいかと思います。
<メッセンジャーボット裏側の話:こんなことも出来ますよ>
今の個別コンサルを購入したとします。
そうすると、この人が購入しましたという目印がついて、このページの管理者にメッセンジャーとメールで購入者が出たことのお知らせが行きます。
プラス 別で用意してあるグーグルスプレッドシートに、購入者の名前が入るようになっています。
購入とかだけではなく、例えばこのボタンを押した人とか、設定しておけば色々な統計を取ることが出来ます。
いかがでしたでしょうか?
せっかくFacebookライブをやっているのであれば、誰に向かって、どんな言葉を使ってやるか?を意識しながら、その後の流れも頭において、しっかり「種まき」をしましょう。
そして、収益できるようにシステム化を頑張りましょう。