今回は、メッセンジャーボットを使っている方がメインの対象の内容になっていますが、今Facebookページを育てていますという方、ライブをやって色々なところにシェアして繋がった人に今後も見てもらうようにとか、やってらっしゃる方も、今後、メッセンジャーボット使うことにもなるかもしれないので、ぜひ目を通していただけたらと思います。
最後の方には、配信停止の方法もご紹介しますので、興味がないのにガンガン来るメッセージにうんざりしているという方も、読んでいただけたらと思います。
Facebookページを使っている方なら、絶対メッセンジャーボットやっておいて損はないので、頭の中に入れておいていただけたらと思います。
これを読むと、あなたのFacebookページが、Facebookから、どれくらい嫌われているのか、嫌われ度が分かります。
嫌われ度が分かると、それに応じてどんな対策を今後していかないといけないのかということが分かります。
今後メッセンジャーボットをやっていく中で、より本質的な対策をとることによって、表面的なテクニカル的な対策よりも、より繋がってる方とのエンゲージメント(関係性の構築)とかが出来ていって、結果的に売上に繋がっていく話になっていくと思います。
<ユーザーエクスペリエンス>
Facebookのポリシーに度々登場してくるんですけど「ユーザーエクスペリエンス」という言葉があります。
和訳すると「ユーザー体験」となるんですが、ユーザーが気持ちよく使えるか、ユーザー満足度を大事にしています。
メッセンジャーでメッセージを受け取っている人(ユーザー)が嫌な気持ちにならないか?ということが一番です。
あなたは、自分とユーザーとFacebookの全てが得するメッセンジャーの使い方が出来ていますか?
ユーザーに得がある情報提供が出来ていますか?
むやみやたらにメッセージを送っていませんか?
それぞれの立場になって考えてみましょう。
鬱陶しいメッセージ → ユーザーがFacebookから離れる → 広告収益が減る ×
有益な情報 → ユーザーが喜ぶ・増える → 広告収益が増える 〇
<似ている例>
メッセンジャーボットの特徴として、むやみやたらにメッセージを送り過ぎると、Facebookから嫌われます。
嫌われるからどうしよう?ということで、表面的な話で小手先のテクニックで回避しようとすると、結局SEOと同じ歴史をたどることになります。
SEOとは、グーグルなどの検索エンジンのことですが、昔はブログの被リンク(お互いにリンクを貼ること)をしまくることによって、記事としての価値が上がって、検索の上位に表示されるということがありました。
しかし、そういうことをしていても、運用側のルールが変わって、つぶされるというのが繰り返されます。
結局、上辺だけの対策をしたところで、いたちごっこに終わってしまいます。
現在のグーグルをみてみると、上位表示されるブログは、色々テクニックはあるにしても、やっぱり良い記事はシェアされるし、価値ある記事の順位が上がっています。
適切な内容と、価値ある記事であることに結局は行きつきます。
本質的なところはやはり「ユーザーエクスペリエンス」なのです。
<見るべき指標>
まず、あなたのメッセージのブロック率を確認しましょう。
Facebookページの「その他」の中の「インサイト」の中の「メッセージ」というところで見ることが出来ます。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
※ Facebookページの「インサイト」の中の
※ここでブロック率を見ることが出来ます
ブロック率というのは、配信解除ではなく、ユーザーが違反報告したり、ブロックをした確率になります。
日数の選択で、期間を変えることが出来ます。
目安としては月に6%以下にしましょう。
6%になると、アラートが来ます。
これが高くなると、いずれFacebookページが凍結されてしまいます。
<ブロック率が上がらないために取るべき対策 / 気を付けるべきポイント>
1.簡単に解約できるようにする
こちらが用意したボタンからの配信解除の場合は、ブロック率は上がらないので、基本的には、1通目に配信解約ボタン、配信停止ボタンを用意しましょう。
2.価値ある内容を届ける
コンテンツ力を上げましょう!
受け取って嬉しい「この人の配信は絶対受け取りたい!」と思ってもらえるような内容にしましょう。
3.不要なお知らせが行かないようにする
サッカーが好きな人に野球の情報が送られて来ても、要らないですよね?
もし、あなたがどちらのコンテンツも持っている場合は、それぞれのユーザーに合わせた情報が配信出来るように、タグ付けを活用しましょう。(セグメント配信)
Tik TokやYouTubeのように、動画を見るとそれに関連する動画が出てきますよね?
そのように、見れば見るほどその人の好みに合った情報が上がってくるようにできたら、ベストです。
4.アクティブじゃない人には送らない
メッセンジャーボットの24時間ルールなんですけど、24時間以内にアクティブな人にだけメッセージを送りましょう。
繋がりが途切れた人、前に登録して、今は興味がない人も、登録されていると思うので、全然エンゲージメントがない人には送らないようにしましょう。
アクティブな人にだけ送る方法をご紹介します。↓ ↓ ↓
※左側のBroadcastingの右上+New Broadcastを押します。
※Messengerで
※メッセージを作り、Select a typeを
※Otherにして、右上のGo Nextを押します。
Content Typeを1.Promotional content onlyにすると、右上に今、アクティブな状態のユーザーが何人いるか出ます(2)。
ここで3.Send Nowを押すと、このアクティブな人にだけ、先ほど作ったメッセージが送られます。
5.予めこの内容で送ると言ってある人にだけ送る
例えば、「毎週日曜日の22時のライブ配信を受け取りたい方は、こちらをクリックしてください」というリンクを押した人に対して送るこの内容のメッセージはOKです。
これは、事前にユーザーの了解のもと送っていることになります。
同意を取ることは大事です。
6.配信時間に気を付ける
オートメーションのメッセージをミスすると、夜中にメッセージが送られることがあるので、迷惑な時間に送られないように注意しましょう。
7.配信頻度に気を付ける
内容、戦略にもよりますが、毎日毎日送るということはあまり好ましくないと僕は思います。
本当に大事な伝えたいことがあるときに、メッセージを送った方が良いと思います。
1通1通の価値が下がらないように注意しましょう。
<配信停止の方法>
がんがんメッセージを受け取って、ちょっとうんざりしている方、ブロックしたいお気持ちは、よーっくわかります!
でも、ブロックされてしまうと、配信している側としては、上でお伝えしたように、ブロック率が上がって、最終的にはページが凍結されてしまうこともあります…。
ブロックする以外にも、いくつかの配信停止の方法がありますので、それらをご紹介していきたいと思います。
1.メッセージをブロック
※でも、出来るだけこの方法は避けていただけると配信者としては嬉しいです。
ただ、本当に悪質で迷惑なメッセージの場合は、やむをえないですよね。
2.メッセージを無視
※右側の「メッセージを無視」で無視できます。
3.メッセージをオフ
※右上のチェックマーク(レ)の「メッセージをオフにする」でも出来ます。
これだと、ブロックにはならないけど、配信を止めることが出来ます。
4.お知らせをミュート
※お知らせをミュートという手もあります。これを押すと
※ご希望の時間の間ミュートにすることが出来ます
1日だけとか、こちらが再開するまでミュートにしておくことも出来ます。
※ミュートの解除は、右上のチェックマークから「新着メッセージに関するお知らせを受け取る」で出来ます
「メッセージをブロック」と「メッセージをオフにする」は、送信者がその人の受信箱を見に行けば発覚しますが、調べようとしない限り、送信者に分かることはありません。
とりあえず、当たり障りのない感じにしたい場合や、メッセージは受け取りたいけど、時間があるときにだけまとめて見るよと言う人は、「ミュートをする」というのが良いと思います。
ここからの方法は、メッセンジャーボットのシステムの方に、登録を解除してもらう方法です。
5.配信停止する
メルマガの配信解除と同じやり方です。
魔法のワードがあって、「stop」もしくは「unsubscribe」と送ると、配信停止のフローが立ち上がります。
※配信停止のフローを設定している場合は、送信者が設定した日本語のメッセージが来ます。「配信停止する」を押すと、配信が停止されます。送信者の方で設定してない場合は下のように英語で来ます。↓↓↓
※ここで、「Unsubscribe」のボタンを押せば、配信停止されます。
メッセージを配信する側も、ユーザーに配信停止の方法を解説するメッセージを沿えておくことによって、配信ブロックを回避出来て良いと思います。
<Many Chat側の設定>
※Many ChatのDashboardの
※左側のAutmetionの中のKeywordsの中の
※これが反映されてます。僕の場合は、「stop」「Unsubscribe」の他に「配信停止」というワードも追加してあります。
その他にもキーワードを追加することも出来ます。
以上のように、色々な配信停止の方法があります。
参考にしていただければ幸いです。
配信する側も余分なメッセージは送らないで、有益で、価値ある情報を必要な方に受け取っていただけるよう、日々改善していく必要があります。